「Magi」(マギ)と名乗るアメリカ人女性のビデオメッセージが「ユーチューブ」にアップされ、「彼女はナニ物なんだ?」と世界中で話題になっている。「マギ」はたどたどしい日本語で「日本に行きたい」と繰り返し話し、時には日本の歌謡曲を歌ったりする。かわいらしい顔立ちから「日本でタレントになりたいのでは?」といった推測も飛び交い、ミステリーめいた展開になっている。
「ずっとずっと行きたい。ニポン。頑張ります」
「マギ」の動画が注目を浴びている
「マギ」がビデオメッセージを「ユーチューブ」に投稿し始めたのは1年ほど前から。「ユーチューブ」内に自身のコーナーを持っていて、そこに置いている動画だけで39。アクセス数は多いものでは1本で150万近くある。動画は最初、自身の顔のアップだけを映していたが、5回目から突然、たどたどしい日本語で話し始めた。
「私は行きたい、ずっとずっと行きたい。ニポン。頑張ります。あなたも頑張ってください」「今は、日本語を勉強しています。見る、見、見ましょう。食べる、食べ、食べましょう…」
「正直なところ、この場所が嫌いです。日本に行きたい。一生懸命に働きたいです。絶対に負けない。私を信頼してください」
そして、なぜか、日本で大ヒットした歌謡曲「待つわ」を歌ったりしている。
彼女がビデオで話したプロフィールによると、アメリカ人で、特技はフルート演奏。ケーキとクッキーを焼くのが趣味で、性格はちょっと知的で、ちょっと「天然」なのだそうだ。年齢は「ハタチ」と1年前のビデオで言っていたから現在は21歳なのだろう。だが、顔や声、しぐさを見ると高校生くらいに見え、細い体なのに胸は豊かだ。