「全国放送なので、台所は映してほしくなかった」
さらに、林さん方が嫌がるような場面も撮影されていた。家の中の台所だ。番組でも、吉輝さんの妻の良江さんが、「こんな汚いところテレビに出たら、格好悪いと、(同居中の長男の)嫁さんに怒られるわ」と不快感を示していた。そして、良江さんが「休みよって下さい」と白田さんを台所から追い出す場面が放送された。「ほら、言われた」とのナレーション付きで。
吉輝さんは、J-CASTニュースに対し、「全国放送なので、台所は映してほしくなかった。片付けをするので、前もって20~30分時間がほしかったですね。やっぱり見栄えがした方がいいでしょう」と不満そうだった。テレビ東京側に苦情やクレームを言う予定は、今のところないという。が、担当ディレクターについては、「あまり話はしなかった」としたうえで、「泊まる場合は、もう少し時間に余裕を持って対応してほしい」と訴えた。
ジャイアント白田さんについても、最初の印象はあまりよくなかったようだ。「全然知らなかったんですよ。ギャル曽根さんなら、知っていましたが。言葉を交わして、大食いだと初めて知ったんですよ」と吉輝さん。有名人と説明されても解せなかったらしい。番組では、白田さんがこの話に切れて、「ギャル曽根なんか、別に屁じゃない」と一家に毒づく場面が放送されていた。
吉輝さんは、「白田さんとは、個人的なことは話さず、そうめん作りの話をしたぐらいです。わりと無口な人でしたね」とも漏らした。
ただ、白田さんの印象は、悪くなかったという。番組では、「普段は小食もいいとこなんで」として大食いを遠慮したり、最後にお礼として、麺を乾燥させるプロペラの掃除を黙々とこなしたりする白田さんの姿が映されていた。吉輝さんは、「もし、島にまた泊まられるなら、お会いしたい」と思いを語った。滞在の最後は、家族そろって去り行く白田さんに手を振り、別れを惜しんだ。白田さんも、ブログの日記で、こうつづっている。
「いつになるかは分かりませんが、また小豆島に行きたいもんです。いや、行くな。そして林さん御一家に、ちゃんと恩返ししたい」