民主党の小沢一郎代表は2008年1月16日、横浜市内で会見し、新テロ対策特別措置法の衆院再議決を途中退席して棄権したことについて、「国民のためにも民主党にとっても大事な法案だと思っていない」「数合わせの本会議でしかない」と述べた。小沢代表は、党内外から党代表が重要法案を棄権したことについて批判が相次いでいるとの指摘に対して、
「総理大臣はじめ国務大臣は全部本会議に出席していますか? あなた、知ってる? してないでしょ? してないでしょ? 総理や国務大臣は議員であって、本会議に出席しなくても、あなた方は何も批判しないで、野党の私だと批判するの? あの人らより俺、よっぽど忙しいよ」
と反論した。小沢代表は大阪府知事選の応援のため、1月11日の衆院本会議を途中退席していた。