「スクールデイズ」か「ひぐらしのなく頃に解」なのか
また、各紙が1月13日から1月15日にかけて報じたところによると、
「焼け跡から猟奇的ストーリーが展開されるマンガや週刊誌が多数押収された」とのことで、毎日新聞は、1月13日付けで、作品の内容をこのように報じている。
「漫画本は数種類で、人気パソコンゲームを漫画化したミステリー作品は殺人場面が多く、登場人物が刃物で首を切ったり、モデルガンで背中を撃つシーンもあった」
さらに、複数のメディアが、
「作品はテレビアニメ化されており、07年に京都府で16歳の少女が父親を斧で殺害する事件が起こった際には、一部の民放局が『事件を連想させる』として放送を自粛した」
などとも報じている。今のところ、作品名を名指ししたメディアはないが、京都府で事件が起こった際には、「スクールデイズ」「ひぐらしのなく頃に解」といった作品が放送休止に追い込まれており、今回の事件現場でも、このいずれかの作品が押収されたものとみられる。
長男は「パソコンを見てくれ」と話しているといい、犯行動機の解明にはこのPCの解析が不可欠だ。ただ、事件現場から押収されたデスクトップPCは消火作業で水をかぶっており、電源が入らない状態だという。