日本国内では450万台を売り上げ、大人気の任天堂家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」だが、英国ではエリザベス女王(81)が「ハマっている」らしい。それ以外にも、定期的にケータイを「機種変」したり、スマートフォンの利用も始めた、などと報じられている。80歳を過ぎても、意外に「サイバー生活」になじんでいる様子だ。
6GBの容量を持つiPodを持っている?
07年からは、クリスマスメッセージをユーチューブでも配信している
英タブロイド紙「ピープル」は2008年1月6日、「Q"WII"N」との見出しをつけ、王室関係者の話として、女王がWiiを楽しむ様子を報じた。
同紙によると、Wiiはウィリアム王子(25)の交際相手であるケイト・ミドルトンさん(25)が王子にクリスマスプレゼントとして贈ったもの。ところが、前出の関係者によると、
「王子が昼食後にサンドリンガム宮殿でWiiをプレイしている様子を女王が見て、女王はWiiがものすごく面白そうだと思い、『私もまぜてほしい』と頼んだ」
のだそうだ。
プレイしたとされるのは、独特のコントローラーを使ってスポーツを疑似体験する「Wii Sports」のボーリングで、「40歳代の反射神経」でプレイしたという。さらに、同紙では、
「王子の現在の唯一の困難は、女王からWiiを取り返すことだ。女王には、『ニンテンドー中毒』になる、あらゆる兆候が現れている」
と報じている。
女王が電化製品に親しんでいる様子を報じられたのは、これが初めてではない。
01年には、タブロイド紙「ザ・サン」が、女王の次男に当たるヨーク公アンドルー王子が,女王にシーメンス社製の携帯電話の端末をプレゼントしたと報じており、前出のピープル紙によると、「定期的に、最新機能をもった端末にアップグレードしている」のだという。
さらに、05年6月には、タブロイド紙「ザ・サン」に、女王は6GBの容量を持つiPodを持っている、とも報じられているほか、07年6月に高級紙「デイリー・テレグラフ」が報じたところによると、女王は自分のメールアドレスも持っている。だが、自分でメールを書くという訳ではなく、「他の人に口述筆記してもらう」のだそうだ。