「今ではWiiと付けば何でも売れる」
「Wii」本体の販売台数は累計で462万台(エンターブレイン調べ)。ゲームソフトの2008年の年間販売で上位に食い込むのはすでに確実だが、「WiiFit」の販売台数がこの数字にどれだけ近づくのか注目されるところだ。
2008年1月9日付けの日経新聞のインタビュー記事では、任天堂の岩田聡社長の
「周辺機器を使ったゲームは売れないという業界の常識もあり、消費者に受け入れられるのか懸念はあった」
というコメントが紹介されている。コントローラーをセットにすると売れにくいのが業界の「定説」ということらしいが、同社広報は「発売から間もないので好調の理由ははっきり分からないが、健康に興味を持っている方に関心を持ってもらえたのでは」と話している。一方で「今ではWiiと付けば何でも売れる状況になってきている」(ゲーム業界関係者)との指摘もあり、「Wiiブーム」はしばらく続きそうだ。