「役者さんの起用に関して、どうこうという話じゃない」
原作者側がドラマ制作をめぐって苦言を呈するのは異例のことだけに、掲示板には大量のコメントが殺到、「炎上」状態となった。
さらに、佐藤さんの書き込みを、ジャニーズのタレントを起用した「キャスティングへの非難」だと解釈したネットユーザーも多かったようだ。
これを受けて、佐藤さんは同日深夜になってブログを更新し、
「役者さんの起用に関して、どうこうという話じゃないんですよ。今、見せていただいているシナリオが、納得できないところが多いので、直しをしているという話です」
と、批判の理由はキャスティングではない旨を説明。翌1月6日にも、
「はっきり誤解されたようなので、もう一度だけ書きますが、ドラマのキャストにはノータッチです。その件に関しては個人的な感想はまったくありません」
と改めて強調した。
さらに、
「ネットで発言するリスクはわかって、サイトをやっているつもりでしたが、まだまだ認識が甘かったことを痛感しています」
とも書いており、掲示板を一時休止した上で、ブログのコメント欄も閉鎖。すでに、騒動のきっかけになった掲示板の書き込みも削除されている。本来ならば脚本に対する不満を述べたはずが、それがいつの間にか「ジャニーズのキャスティング問題」として受け止められ、思わぬ反発を受けてしまった形だ。