日本の景気「転換期」にきた 「減速」予想する経営者が急増

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大発会、終値は616円安 造船、自動車も下落

   内閣府財務省が07年12月25日に公表した企業景気予測(07年10-12月)でも、大企業(全産業)の国内景況判断BSI(景気が上昇すると答えた企業と下降すると答えた企業との差)の2008年1-3月見通しでマイナス4.5、中堅・中小企業は2ケタのマイナス予測と芳しくない。大企業は4-6月には回復するとみているが、中堅・中小企業はマイナス見通しの姿勢を崩さない。

   年明け早々、東京株式市場の大発会を襲った大幅な株価下落によって、終値は1万4691円58銭と、前年末比616円37銭下落した。米ドル為替は1ドル=109円25銭~109円30銭と、3円85銭(4日16時)の円高だった。一時1バレル=100ドルを超えたニューヨークの原油価格、サブプライム問題による米国株安に円高が加わって、造船や自動車といったこれまで好調といわれていた輸出関連産業の下落が目立った。

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