領事館に反捕鯨団体赤インク「ぶちまけ」 検挙せずに豪州非難がネットで高まる

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現地警察が現地の法令に従って行ったこと

   J-CASTニュースが外務省に取材すると、現地時間の07年12月26日午後2時頃、実際にこの「事件」は起こったのだという。しかし外務省によれば、報道と実際に起こった事とはニュアンスが若干異なるようだ。まず、7人の活動家が日本領事館で抗議活動を行ったが、その場所はパブリックスペースで、受け付けの前あたり。そして、赤インクを「ぶちまけた」のではなく、自分達の服に赤インクを振り掛けていて、その雫が落ちてカーペットを汚した、のだという。領事館員が活動家を帰そうとしたが活動家は帰らず居座ったままだったので、現地の警察に連絡して追い払ってもらったのだという。しかし、領事館内でのこうした行動は逮捕されてもおかしくないはず。外務省はJ-CASTニュースに、

「現地警察が現地の法令に従って行ったことだと理解している」

と話した。それでは、活動家の団体には抗議するのかと聞くと、

「どんな団体かを調査しなければ、抗議すべきかどうかわからない」

ということだった。

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