「武器」と言っても、相手を蹴り倒すためではない。タレントの山本モナさん(31)が、美容の「武器」として始めたのがキックボクシングだ。モナさんと言えば、民主党代議士などと数々の浮名を流したことで知られる。そんな「恋多き女」の美容には、うってつけのエクササイズのようだ。
「トレーナーさんが元キックボクサー」
山本モナさんがキックボクシングを始めたと明かしたブログの日記部分
民主党代議士との「不倫路上キス」騒動後は、バラエティーでも才能を発揮している山本モナさん。公私ともに順調なようで、2007年8月下旬には、10年越しの付き合いというゲームクリエーター氏とのフィリピン2ショット旅行をフライデーに再びキャッチされている。
その後は、しばらく恋の話題から遠ざかっていた。が、ブログをのぞくと、その美貌に磨きをかけようと日々エクササイズに励んでいたことが分かった。都内のスポーツジムで密かに体を鍛えていたのだ。そんなモナさんが、12月26日付日記「突然ですが」で、こう告白をした。
「キックボクシング始めました!(*´∀`*) 少し筋肉をつけようと思って、トレーナーさんと一緒に体改革に着手していたのですが、トレーナーさんが元キックボクサーな事が判明しまして。ならいっそ、そっち始めちゃおうよと!」
日記には、すっぴんの顔で恥ずかしそうにボクシングのグローブを着けたモナさんの写真がアップになっている。
この心境の変化は、新しい恋の始まりなのだろうか。モナさんの所属事務所のオフィス北野にJ-CASTニュースが聞くと、マネージャーは、
「いやー、聞いていませんねえ。クリエーターの方とはどうなったかですって?お付き合いについては、私も分かりません」
と話した。一方、キックボクシングについては、
「ヨガやエアロビクスと同じトレーニングの一つで、本格的なものではないということです。運動不足解消のために、定期的にトレーニングしている程度だと思いますよ」
と説明した。モナさんもこの日記で、「K‐1のリングが待ってます。うそです」と明かしている。
格闘技系エクササイズとして人気
モナさんが始めたキックボクシングは、最近女性に人気になっているようだ。もともとは、タイの国技「ムエタイ」を参考に日本で競技として考案された。最近では、スポーツクラブやジムで格闘技系エクササイズとして人気プログラムになっている。
全国チェーンのゴールドジムでインストラクターをしている除村(よけむら)元子さんは、テレビや女性誌、DVDでの紹介を通じてもその普及に努めている。除村さんが教えるのは、いくつかある種類のうちグローブを使わないタイプ。
「音楽に合わせてパンチやキックを繰り出す有酸素運動です。脂肪燃焼効果が高く、ストレスを発散しながらダイエットできることが魅力ですね。30~40代の女性は、ガリガリだと体に張りが出ないので、筋肉を締めながら、やせさせたくないところは残すボディメーキングをします。プロポーションを整えて、引き締まった体になるので、女性には自分への自信になるんですよ」
と語る。ここ5、6年で人気が高まり、5、6キロ減量できるケースが多いという。
06年秋に日本で発売された米国のエクササイズDVDも、売り上げを伸ばしている。最新のダンス音楽とキックボクシングなどを組み合わせた「ターボ・ジャム」だ。07年に「ビリーズブートキャンプ」が大ヒットしてから、ファイティング系のエクササイズが注目を集めているようだ。
モナさんが習うことになったジムの元キックボクサーは、パーソナルトレーナーだという。もしや新しい恋の予感…と、マネージャーに話を聞くと
「それは、はっきり言ってありません。断言します」
とのことだった。