「寄付もしてますよ」をすぐに訂正
実際、横峯氏は「不倫」「賭けゴルフ」を報じた週刊誌とそれに登場する「愛人」相手に訴訟を起こしている。07年8月28日に行われた訴訟について説明する記者会見の場でも横峯氏は完全に「ブチギレ」モード。ワイドショー記者に対し、「番組見てましたよ」「週刊誌の記事の事実を確認せずにテレビで話すんですか!」とこれまたケンカ腰で「口撃」し、この時同席していた弁護士に「けんかする場所やないから」となだめられる場面もあった。しかし、ケンカ腰は相変わらずだが、今回のテレビ出演ではその後も「暴言」が相次いだのである。
同番組のなかでテリー伊藤氏は、マスコミ報道について怒りが収まらない様子の横峯氏に対し次のように苦言を呈した。
「横峯さんね、国会議員というのはそういうこと言われることを覚悟する仕事場ですよ。でもね、これで僕、横峯さんが(ゴルフコーチの)さくらパパだったら一言も言いません。それはだって普通の人ですから。でもね、国会議員というのは税金でやっぱしね生活していく訳ですよ」
これに対し、横峯氏は「私なんか月に300万円くらい税金してますよ!寄付もしてますよ」とこれまたトンデモ発言。すかさず、やく氏に「看過ならないことを仰ってますね」「寄付したって言うのはマズくないですか?」と指摘されたが、それでも横峯氏は自身のトンデモ発言には気づかないらしく「アホじゃねぇかオマエ!」「なんゃ」「あ?」とケンカ腰を貫いた。やっと「マズい発言」に気づいた時には、
「俺じゃねぇよ!さくらよ。新潟にも寄付しているしアフリカにも寄付してるし」
となぜか娘の話に変わっていた。その後もさくらパパの「ブチギレ」は続いたが、同番組に出演した民主党・原口一博議員から「ほんとにいい加減にしろよ!もうやめよっ」と叱られたところで、横峯氏の「暴言」連発の「ブチギレ」モードはようやく収まったのである。
しかし、国会議員センセイたる人が「暴言」をテレビカメラの前で吐きまくるのはいかがなものか。J-CASTニュースが横峯事務所にコメントを求めると「お断りします」と事務所担当者に取材を拒否された。また、番組を見た人から来た抗議などについて聞いても「ノーコメント」とのことだった。「誰一人俺に聞いてない」と言いますが、いつも答えないのはそっちの方じゃないんでしょうか、横峯センセイ。