タイゾー君、無所属で出馬へ? 自民党支部の予備選挙に反発

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党本部の中には、知名度の高いタイゾー議員を推す声も

   タイゾー議員のぶち切れぶりには、ネットでも賛否両論がある。例えば、

「『焦って暴走しているだけ』と冷めた見方も出来る。だが、冷め具合なら、他のチルドレンの方がぬきんでている。この期に及んで、たいしたアクションも起こさず、親父(小泉)にすがりつくタイミングを待っている奴ら。退蔵と比べて、どちらが政治家としての矜持があるだろうか」(ブログ「政治とか経済とか社会とか」より。原文のまま)
「大蔵君の苛立ちはわかるけれどもね(笑)もともと君たちは議員になる資格も度量もなかったのでは???それが、何か小泉劇場という狂乱の中で当選してしまった。それを現職だからといって威張ってもね、、、自分の力で当選したわけでもあるまいし・・・こんなボンボンを選んでしまった国民の責任も問われることになるんだろうな、今度の選挙は」(ブログ「アメリカからこんにちは♪」より)

   もちろん、まだタイゾー議員が挽回する余地はあり得る。各紙によると、町村信孝官房長官ら地元の有力者は、長谷川氏を支持しているとされるが、自民党の菅義偉選対副委員長らを始め党本部の中には、知名度の高いタイゾー議員を推す声が多い。中央からの「鶴の一声」によっては、大勢が覆る可能性も否定できないのだ。

   産経新聞の12月12日付記事によると、福田首相は、タイゾー議員ら小泉チルドレンについて、「選挙だから勝てる候補(を優先する)というのは当然だ。有望な人がいれば、比例(単独)候補で扱うとかはある」と含みを残したという。すると、もっとすごいウルトラCがあるかもしれないということなのだろうか。

   もっとも、タイゾー議員が1区で選ばれないとすれば、地元とのコミュニケーションを欠いた面は否めない。そんなタイゾー議員が中央ともうまくコミュニケーションが取れるのか。

   本人は、SPA!12月18日号のコラムでこう述べている。

「最初からコミュニケーションを無視するやり方では必ずいつか問題が生じます。その問題が生じたときに対応しきれない場面が生じてくることが一番恐ろしいことです」
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