東国原知事VS週刊文春 「どげんかせんといかん」のはどっちだ

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   東国原英夫宮崎県知事が、共同通信に続いて週刊文春を「口撃」している。今度は週刊文春が共同通信の取材方法にからんで、東国原知事に対して批判的な記事を掲載したことについて、「どげんかせんといかんのは週刊文春の方」などと吠えているのだ。

発端は共同通信記者からの「口利き」の依頼

東国原知事「どげんかせんといかん」と週刊文春を「口撃」
東国原知事「どげんかせんといかん」と週刊文春を「口撃」
「週刊文春さんの記事に対して言いたいことは山ほどあるが、時間が無いので、少しだけ、反論というか事実を申し上げて起きたい」

こう始まるのは東国原知事のブログ「そのまんま日記」2007年12月14日のエントリーである。しかも、タイトルは「文春」。東国原知事が週刊文春に対してオカンムリな理由は、同ブログの「共同通信」と題された12月4日のエントリーにまでさかのぼる。

   この「共同通信」のなかで、東国原知事は共同通信の記者から「北野武監督にインタビューを取りたいので、知事の方から頼んで頂けないか?」と携帯電話に「口利き」の依頼があったと暴露。さらに、11月28日、宮崎市内で開かれた座談会で「徴兵制があってしかるべきだと思う」などと述べ、各紙で「徴兵制発言」として報道されたことを念頭に、

「次の日、県民ブレーン座談会の席、例の『徴○制発言』で、その後の囲み取材で、釈明・撤回をさせて頂いたにも関わらず、そのまま共同通信社は配信した」

と述べて見せた。さらに、

「共同通信社の取材の有り方、依頼の仕方はああいうものであることは分かった(中略)余談だが、その共同通信の元編集局長が、今度、TBS『ニュース23』のメインキャスターをされるらしい。大丈夫なのかな? 僕はあの番組のファンである。僕個人としては、健康上の問題もあろうが、筑紫さんに続投して頂きたいと強く思っている」

とまで批判している。さらに12月10日のブログでは携帯電話の機種変更をしたことに触れ、「別に共同通信が僕の携帯番号を知っているから変えたのではない(笑)」とわざわざ触れるなど、共同通信の「口利き」をよっぽど許せないと思ったようだ。

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