「小泉チルドレン」冷遇措置 怒りのタイゾー君出馬強行宣言

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大臣に会えることが現職の強みという変な理屈

   さらに、道連については

「私が当該支部長になれば必ずお役に立てる」

と、小選挙区での勝利に意欲を示す一方、

「現職同士の争いであれば、今言われている、予備選挙というのもわかりますよ。いくら年が若いからと言ってね、私は現職ですよ!」

   と、予備選挙を決断した道連に矛先を向けた。「現職を重視すべき」という主張自体は、一般的にあり得る話だが、その理由としてタイゾー議員が展開した理屈が独特なのだ。

「現職の強みというのは、財務大臣に会おうと思えば会えるんですよ。国土交通大臣に会おうと思えば会える。局長に来てくださいと言えば来るんです。内閣総理大臣だって、4人5人まとまっていけば、直接会って地元の強い要望を伝えることができるんですよ。これが代議士でしょ?」

   言ってしまえば、「閣僚に会えることが国会議員であることの意義だ」という論理展開なのだが、タイゾー議員からは、自分が現職であることによって実現できた政策をアピールする言葉はなかった。

   道連は年内にも公認候補者を決定したい考えだが、仮に自民党の公認を得られたとしても、北海道1区は、北海道知事を3期務めた民主党(旧日本社会党)のベテラン・横路孝弘衆院議員の地盤で、厳しい状況だ。

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