なんと2年前に書いた日記が原因で、公務員とみられる男性のブログが炎上している。その内容とは、独身時代の寮に住み着いた子猫3匹を焼却炉で生きたまま燃やしたなどというもの。真偽のほどは不明だが、今になってネットで騒ぎ出したらしい。そのほか、強風下の高速を179キロで暴走したとの記述も見つかり、騒ぎが広がる気配をみせている。
「3匹を焼却炉で生きたまま燃やした」
猫の虐殺を告白したブログの日記部分
猫の虐殺を告白した日記は、個人のブログ「工業製品としての自動車、ポルシェを考える」に掲載されていた。このブログでは、所有しているポルシェのオープンカーのボクスターを中心に車のうんちくが披露されている。そして、所々に身辺雑感のような記述も織り込まれている。
虐殺も雑感のような形で、2006年1月24日付日記「謎の多い車 228」で告白されていた。そこでは、猫好きの妻が婚約中の話を聞いて半べそになった理由として、次のようにさらりとつづられていた。
「独身寮に住みついたネコがやたら子供を産むので、親ネコが外出している時を見計らって、敷地内の焼却炉にまきをくべてガンガン燃やし、頃合いをみて新聞紙に包んだ子ねこ3匹を放り込んだだけである。子ねこは『 にゃーにゃー 』いって愛くるしい目で私を見ていたが、 『 大丈夫だよ、ちっとも熱くないからねえ 』と言って優しく焼却炉で燃やしてあげた、いきたまま」
さらに、話は続く。
「その後、親ネコも可哀想だから、ズタ袋に入れて多摩川に流したのだが、はたして泳いで東京湾までたどりついたか、ちょっと心配である。ふむふむ」
日記によると、国道近くの道で猫をはねたことを妻に話して、つい口が滑って話してしまったのだという。
もちろん、猫の虐殺は、動物愛護法違反や刑法の器物損壊罪に当たる可能性がある。しかし、ブログの筆者は、そのことをまったく自覚した様子がない。同じ日の日記では、「これがバレて、しばらくは愛妻にやらせてもらえなかったのだが、たかが、ネコを燃やしたぐらいで、ねえ、」と言っている。