大阪市長選への出馬も取りざた
橋下弁護士は、07年10月にも大阪市長選への出馬が取りざたされたが、山口県光市・母子殺害事件について「懲戒請求」を呼びかけたとして、被告の弁護士4人から損害賠償請求された問題に取り組むほか、仕事や生活を変えることはできないとして、自民党からの出馬要請を固辞した経緯もある。
橋本弁護士のホームページによると、同氏の2007年12月のテレビ・ラジオ出演数は36回、放送局も7局に上る。これに弁護士の仕事が加わるのだから、かなりのハードスケジュールを強いられており、全てをキャンセルして府知事選に臨むのもそれはそれで大変そうだ。
一部報道では、橋下弁護士は自民党からの出馬要請を断ったと報じられているが、それならば、3大メディアがそろって報じた「橋下氏擁立」情報がどこから出てきたのか、謎は深まるばかりだ。