三菱東京UFJ銀行は、オーストラリアの投資銀行大手「バブコック&ブラウン」(B&B)と提携して、アジア地域でのインフラ投資に進出する。2007年11月29日にB&Bが豪州で明らかにした。近く共同で投資ファンドを設立し、三菱東京UFJ銀行が約100億円を、B&Bが約300億円を出資する。証券会社を通じて他の出資者も募り、1000億円のファンドの規模をめざす。集めた資金はシンガポールやインド、タイ、マレーシア、中国、韓国などで道路や港湾、発電施設といったインフラ事業に投資する。三菱東京UFJ銀行は、アジア地域での融資業務を拡大する狙いがある。