「双方向形で書くのは初めての体験です」
連載1回目では、キャスター時代、週末のほとんどを地方で過ごしていたことを念頭に、こう記した。
「世の中、おかしなことばかりが起こり続け、この国は壊れているのではないかと思ってしまいます。 そういう日常のなかで、私が時々横になって思い浮かべるのは、この国の地図です。一都一道二府四十三県、どこをとっても、私の好きな場所が最低限ひとつはあります。そこで過ごしたり、そこで出会った人たちのよき思い出が、どの地にもあります」
筑紫さんは、スローライフについての著書もあり、同サイトを運営する「日本テレネット」では
「(サイトのコンセプトでもある)スローライフと街づくりに関連するNPOを応援するプログラムのアドバイザリーボードに、筑紫さんが就任していたことが縁で、連載が始まりました」
と連載開始の経緯を説明している。
なお、SNSでの連載とは言っても、筑紫さんが自らPCに向かっているという訳ではなく、筑紫さんが手書きした原稿をスタッフが改めて入力しているのだという。現段階では10件ほどのコメントが寄せられている。同社では
「コメントの内容、プリントアウトして筑紫さんに伝えます」
と話しており、筑紫さん自身もコラム中で
「なるべく多くの人たちと交流ができたらよいな、と楽しみにしています」
「こういう双方向形で書くのは初めての体験です」
としている。