「女になろうと思ったこと一度もない」 美輪明宏、実は女性が大嫌いだった

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「男性になろうとも思わなかった?」

   男性は、「でも」も「しかし」も無いが、劣等感の塊。そして、「いい男」が全部嫌いなのだそうだ。日本の芸能界でもディレクター、カメラマン、脚本家達は「いい男」が嫌いだから「いい男」のスターが出てこない、と独自の分析。

「だから韓国から輸入しなければならなくなっちゃったのよ」

と笑って話した。

   女性バッシングに続き、男性に対しても厳しい意見が出たところで、さんまさんが、

「男性になろうとも思わなかった?」

と訊いた。美輪さんは一瞬口ごもり、人間を見るときには、男や女というのはどうでもいいことで、「心の状態」が大切だ、といって、話をはぐらかした。そして、自分の周りには天才がワーッと集まってくる、と有名人の名前を列挙した。江戸川乱歩、17代目中村勘三郎、三島由紀夫、川端康成、五木寛之、大江健三郎の名前が出たが、その中に女性は一人もいなかった。

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