あびる優が「エリカ様」擁護 ネットでバッシング相次ぐ

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   タレントのあびる優さん(21)が親友という沢尻エリカさん(21)を擁護したとして、ネット上で批判が相次いでいる。あびるさんと言えば、2年前に幼少時の集団窃盗をテレビで告白して大騒ぎになった経緯がある。今度は、夕刊紙のインタビューにうっかり発言してしまったということらしい。

集団窃盗騒ぎから本格復帰したばかり

あびる優さんが3年ぶりに主演するホラー映画「富江VS富江」の公式サイト
あびる優さんが3年ぶりに主演するホラー映画「富江VS富江」の公式サイト

   あびる優さんは、2005年2月15日に日本テレビ系で放映されたクイズ番組「カミングダウト」で、「小学3年のとき、集団窃盗をしてお店をつぶしたことがある」と発言。これがネット上などで叩かれ、あびるさんは所属事務所のホリプロから2か月の自粛処分を受けたほか、警視庁が事情聴取する騒ぎになった。

   その後は、芸能活動が控えめになり、バラエティー番組に時々ゲストとして出るなどしていた。が、07年に入って本格的に活動を始め、11月になるとメディアに頻繁に登場するようになった。13日は、沖縄撮影の水着姿などを披露したムック本「月刊あびる優」を発売したり、17日には、3年ぶりの主演となるホラー映画「富江VS富江」の初日舞台あいさつを都内で行ったりした。

   さらに、20日には、産経系列「夕刊フジ」、産経ネットニュース「ZAKZAK」にそれぞれ同じ特集記事が写真付きで大きく掲載された。ところが、その中で、あの不機嫌な態度でバッシングを受けた沢尻エリカさんを擁護したとみられる発言があったのだ。それは、次のようなものだった。

「エリカが普段ああいうコではないことは知っているし、原因はエリカにしかわからない。あの態度がよかったか、悪かったかは別にして、見えないところで悪口を書くのなら、外に出て太陽でも浴びたら、と言いたくなる」

   これは、夕刊フジの記事では、あびるさんが「ネット上の心ない中傷に異を唱える」として発言したとしている。

   しかし、ネットからは、発言への反撃が相次いだ。ミクシィの日記では、「態度が問題なんだろ。しかも悪いに決まってるじゃねーか」「これ偏見じゃね?」との批判の声が上がり、2ちゃんねるでも、次々にスレッドが立って祭り状態になっている。

「自分のことをまだ分かっていない」

   芸能評論家の肥留間正明さんも、この発言を切って捨てた。

 「それは大バカモンですね。悪いに決まっていることを糾弾できないなんて…。昔の大物タレントは、ファンの前では決してふて腐れなかった。エリカさんはそれをやったから叩かれたんです。ネットで自分の意見を言うのは当たり前であって、それを悪いと言っている。あびるさんは勉強していないし、自分のことをまだ分かっていないようですね」。

   あびるさんは、自粛明け後に初めて集団窃盗騒ぎについて語った06年7月6日の会見で、一時は芸能活動を辞めようと思ったと告白していた。「だれの顔も見たくない」と落ち込んだが、母親から「悔しいと思うなら、もう一度頑張りなさい」と励まされ、思い直したという。そして、「(当時は)テレビで発言することがあれほど注目されているんだとは気づかなかった」と反省の言葉を口にしていた。

   その後、100キロマラソンに挑戦するなどして、心身ともに自己改造に取り組んだ。前出の「月刊あびる優」発売に当たっては、「10代のころより、比べようもないくらい外見も、内面も変わったんじゃないかな~と思います」とのコメントを出していた。

   そこに、今回のエリカさん発言だ。夕刊フジの記事に集団窃盗騒ぎについて一切のコメントがないことにも、不満が出ている。前出の肥留間さんは、「幼少のときのことで、いつまでも許さないのは寛容性がないと思う」としながらも、「当時、謝罪するばかりでなく、もっとしっかり説明すべきだった。言ったことの説明責任を果たしていれば、こんなに言われなかったのではないか」と指摘している。

   あびるさんは、蒸し返したような批判にどう答えるのか。

   J-CASTニュースでは11月21日、ホリプロを通じて聞こうとしたが、担当者が外出中で同日中には回答できないとのことだった。

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