お笑い芸人・小島よしおさんによるギャグ「そんなの関係ねぇ!」が日本国内で大ブレイク中だが、このブームが海外にも「飛び火」した。日本から遠く離れたジャマイカのDJが、自身の曲を大手SNSに発表、その中で「ソンナノカンケーネー」と歌っていることが話題になっている。
話題になっているのは、レゲエ音楽で有名な、カリブ海・ジャマイカでDJをしているパテックス(PateXX)さんの曲だ。SNS内の自己紹介文によると、パテックスさんの音楽の分野でのキャリアは15年に及ぶという。さらに、自分のことを
「デスクトップPCと、自作のスピーカー2台を使って演奏しているのを覚えている方が、むしろ多いのでは」
などと紹介している。
パテックスさんは、世界最大のSNS「マイスペース」に自分のページを持っており、そこで、自作とみられるレゲエミュージックを公開している。その中の1曲に注目が集まっており、すでに8万7000回以上再生されているのだ。
「ニコニコ動画」では、再生回数が7万回に迫る
「マイスペース」で公開された曲に注目が集まっている
実際に聞いてみると、基本的には英語の歌で、「オリジナル」と音程は違うにしろ、歌詞の「サビ」の部分からは、確かに
「ソンナノカンケーネー、everybody」
「オッパッピー」
という言葉が聞き取れる。同ページには、英語で約30件のコメントが寄せられており、その3分の1が日本人からのものと思われるもので、
「曲のアップロード有り難う。あなたは、とっても才能のある人です」
といった賞賛のコメントが多い。
「ニコニコ動画」や「ユーチューブ」ではすでに、この曲が小島さんの静止画とともにアップロードされ、人気を呼んでいる。特に、「ニコ動」では、再生回数が7万回に迫っている。「ニコ動」の特徴である画面上に乱れ飛ぶコメントも5000を超え、
「普通に格好いい」
「本家より面白い」
「日本デビューしてもいいんじゃないかw」
といった、驚きの声をもって迎えられている。
ただ、残念なことに、パテックスさんは「マイスペース」内に日記やブログを開設していないようで、パテックスさんと小島さんに「どんな関係」があって、この曲が誕生したかは、謎に包まれたままだ。