小沢「続投」民主党の深刻 国民から「もう期待できない」

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「得をしたのは自民党」が55.68%

   さらに、フジテレビ系「とくダネ!」は、小沢代表の続投表明後に民主党議員に対して実施したアンケートの中で、「辞意撤回など男の恥」「慰留をした執行部も国民を全く無視している」と小沢氏を猛批判した議員がいたことを紹介している。

   民主党内にも小沢代表への不満が噴出している状態で、国民の不信感や不満はなおさらのようだ。
   「スッキリ!!」が実施したアンケートでは、「民主党の今後に期待する?」という問いに、「はい」と答えたのは23人。一方、「いいえ」と答えたのは77人だった。さらに、「小沢代表は首相にふさわしい?」という問いには、78人が「いいえ」と答え、「はい」と答えたのは22人に止まった。
   ビッグローブが実施したアンケートでは、「小沢代表の辞意撤回、納得できる?」との問いについて、2007年11月8日夕方現在で、「納得できない」とした人が48.5%で、「納得できる」とした人が38.8%(計227票)。小沢代表の辞意撤回について、「納得できない」という人が半数近かった。

   ライブドアニュースの「今回の騒動で得をしたのは誰だと思いますか?」というアンケートでは、55.68%が「自民党」と答え、「民主党」と答えたのは、「小沢氏本人」の11.36%を下回る10.22%だった。このアンケートのコメント欄には、「ひどい茶番」「自作自演」といった小沢氏への冷ややかな書き込みもある。

   テレビ朝日の番組では、ジャーナリストの伊藤洋一氏から「党をまとめられるのは結局小沢さんしかいなかったというのが出てきてしまった。これは大打撃」と評されているほか、民主党議員からも、否定的意見がよせられ、「(近々の)選挙については厳しい」という声も上がっており、「小沢辞任・続投劇」によるイメージダウンは深刻のようだ。

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