実体験を元に日本の情報収集力強化を呼びかけた?
この発言を受けて07年11月2日付の「夕刊フジ」は、アメリカ国防総省から毎月のように接待を受けていた、とし、「米国の情報収集の協力者(スパイ)だったことを認めたもの」と書いた。田中元首相の表に出ない動向や、心中、プライバシーの情報を与えたのではないか、という疑いだ。
「2ちゃんねる」にもスレッドが立っていて、
「鳩山何がしたいんだw」「壊れているんじゃないのか?」というカキコミが多いのだが、中には、
「これはつまり『私は(アルカイダじゃなくて)アメリカのしもべなんですよ』という彼なりのアピールだな」
「ペンタゴンがてんぷらおごってくれるのかw おもろい。このおっさんと酒飲んでみたいなぁ」
「このおっさんが総理になったらどんだけ毎日がおもしろいか」
というものもある。また、擁護するものもあり、
「鳩山は、政界・財界・メディアにおける米国・中国等の工作員の存在を警戒し、日本の機密情報管理を危惧し、日本も他国と同じように海外の情報を収集することに注力すべきであり、多くの予算を盛り込むべきだと述べている」
と、実体験を元に日本の情報収集力強化を呼びかけたのだ、というものもある。
鳩山大臣の真意はどうなのかと鳩山議員の衆議院議員事務所に取材したところ、
「担当者は不在で、いつ戻るかはわからない」
ということだった。