「史郎はボクシングに口をはさまない」と亀田プロ
史郎さんが「ボクシングにはもう口は出しません。(子供たちを)助けてやって下さい」と話したことにも金平会長は触れて、「身を引く覚悟の現われ」「腹をくくった、けじめをつける強い意志を感じた」と史郎さんの姿勢を前向きに評価した。史郎さんが会見に出なかったことは、史郎さんの「引退の覚悟を示すもの」という訳だ。これに対し、櫻井さんが真っ向から厳しい反論を述べた形だ。
26日の会見の模様を伝えたJ-CASTニュースの記事には100件近いコメントが寄せられているが、マスコミ批判や興毅さんの態度を評価する声とともに「よく子亀一人で会見させたよな。責任感がない」「分かっていて出てこない史郎を批判するべきであって、レポーターを批判するのは筋違いだよ」と史郎さんへの非難もあった。
史郎さんが社長を務める「亀田プロモーション」にJ-CASTニュースが取材すると、史郎さんが改めて会見を開く予定は「ない」。また、10月27日付の朝日新聞朝刊(東京最終版)が「父史郎氏にも復帰の道残る」と見出しをつけ、史郎さんがジムに再雇用されるなどの条件で手続き論上「復帰」が可能なことを報じた問題については、「金平会長が代弁してくれた通りです」と答えた。「史郎さんは引退しボクシングに口をはさまないという内容のことか」と確認すると「そうです」と断言した。