うの・紀香効果で「感動挙式」 料理や衣装、演出にお金かける

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お色直し3着、エステ通いは常識

   カップルの間では、自らの結婚式を盛り上げようと、ネットでも情報交換が盛んだ。ミクシィでは、「これから☆結婚式☆披露宴☆」といったコミュニティが立ち上げられている。

   例えば、新婦の衣装。一生の記念だからと、純白のウェディングドレスやカラードレス、和装など様々な衣装を着る話で盛り上がっている。「私はWDとうちかけとCDの3着です(๑→‿ฺ←๑)CDは絶対着たかったので2着と決めていたのですが、うちの両親も旦那の両親も着物着て~って言ってきたので…」など。

   今やお色直し3着も珍しくない。明治記念館の担当者によると、紀香さんやうのさんが試していた影響で、和装も見直されるようになったという。

   式の準備にも、余念がないようだ。ブライダルエステに通う女性も多くなっており、ミクシィのコミュニティでは、「私は、10万くらいのブライダルコ-スに3ヶ月通います。式の、2,3日前には石膏パックっていうのして、ぐぐぐっ!と顔のリフトアップする予定(^^)」などという会話が交わされていた。

   もちろん、式のオリジナリティーにもこだわる。友人たちのプリクラを貼ったウェルカムボードを作ったり、福岡の辛子明太子など郷土産の食材でもてなしたり、それぞれに工夫しているようだ。

   これまでのジミ婚、ハデ婚ではないとすると、こうした傾向はなんと呼んだらいいのか。都内の結婚式場「椿山荘」などを経営する藤田観光の営業企画部担当者は、次のように話す。

   「確かに、オリジナリティー部分に金をかける傾向はあります。うちでは、最近の結婚式を『感動婚』と呼んでいます」

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