ライブに詰め掛けるのは、ほとんど女の子のファン
しかし、ネット上の動画検索で見ると鳥居さんの「全く」別の姿も浮き上がる。「天使の輪」のようなものを身につけ、静かに語る映像もある。ギャオの番組のときとは打って変わってもの静かに話し出す。しかし、話す内容は有名芸能人を「家畜」呼ばわりするなどかなり辛らつだ。そうかと思うと、和装の喪服を無言で脱ぎ始め下着姿になる「セクシー」画像もあった。数年前に「天使の笑顔と悪魔の毒舌」として、ギャグとセクシー画像を共に紹介する鳥居さんのDVDも発売されている。
2ちゃんねるやブログをみると、「かわいいけどネタは大したことはない」という批判派もいるが「分かる人だけ分かればいい」「一般受けを狙って毒を抜いてほしくない」という支持派の意見の方が、元気がいいようだ。
しかし、「かわいいという評価は本人は喜ばないでしょうね。お笑いで勝負してますから」とJ-CASTニュースに話したのは、鳥居さんの事務所サンミュージックの男性担当者だ。担当者によると、鳥居さんは現在26歳「ぐらい」で、18歳から「芸歴」がある。ネット上の書き込みでは男性と見られる人の「かわいい」という意見が目立つが、以前からお笑いライブショーに詰め掛けるのは、「ほとんどが女の子のファン」。毒舌や「アブナい」雰囲気が売りであることもあり、テレビでの露出は「これまでそんなに多くはなかった。秋以降の関心の高まりはギャオの配信開始の影響だと思います」と分析した。
鳥居さんは普段はどんな人なのか、と質問すると担当者は「あのまんまです」と答えた。鳥居さんは携帯電話の「i-mode」東スポ芸能有料欄で週一の連載を担当している。「本をよく読む頭のいい子ですよ」。最後に「とにかくいい子です。あのまんまですけど」と話した。