「指摘は真摯に受け止めたい」とTBS
大毅選手と内藤選手の試合翌日、TBS関係者は「批判を受けて番組編成を変えることは理屈から言ってない」とまで言っていたが、高視聴率を取れるといえども相次ぐ批判で亀田戦を独占放送し続けるのが難しくなってきている。実際、10月18日に放送するはずだった大毅選手が「独占激白」するドキュメンタリー番組も放送中止になった。
TBS広報部はJ-CASTニュースに対し、
「メディアのみならず、視聴者や関係者の方からさまざまな指摘を受けております。その点は真摯に受け止めて、これからの番組作りに活かしていきたいと考えています」
と述べている。
JBCは2007年10月15日、亀田大毅選手(18)が内藤大助選手(33)とのボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチで、レスリング行為などの反則行為を繰り返したなどとして、同選手に1年間のライセンス停止処分を下し、父・史郎氏にセコンドライセンスの無期限停止処分、兄・興毅選手にも戒告処分が下された。10月17日は大毅選手と史郎氏が「謝罪会見」をJBCで行い、大毅選手が無言で会見途中退室。翌18日には大毅選手が内藤選手に直接謝罪した。しかし、その後も亀田一家に対する批判はとどまる気配はない。