「いつまでもデブと思うなよ」 大ベストセラーの理由

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掲示板やSNSで何キロやせた、と報告

   ネット上でも「レコーディング・ダイエット」は大きな話題を呼んでいる。掲示板やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のコミュニティで、その日自分が摂取したカロリーを書き込む者や、何キロやせたという報告も書き込まれている。

   携帯のメールサービス団体「いいめもプロジェクト」は岡田さんの「レコーディング・ダイエット」を取り入れ、「食べたもの」と「カロリー」を書いたメールを送信してダイエットの記録が付けられる「いいめもダイエット」を10月2日に開始した。しかし、岡田さん本人に著作権侵害を理由にサービスを停止するよう求められ、10月17日にサービス・ストップの事態にまで発展した。

   そもそも、「レコーディング・ダイエット」は本当に続くのだろうか。このダイエット法を取り入れたある人は、「記録が続かなくなってやめたが、今まででは一番続いた。でも、自分の食生活を見直すという点ではよかった」(37歳男性)と語っており、続かないながらもある程度の満足感は得られたようだった。

   キャベツダイエットもビリーズ・ブートキャンプも続かなかった忍耐力のないデブ男でも、メモぐらいは取れる、そして自分がデブであることと食生活を見直せる、そんなアイデアが受けているようだ。

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