ソニーが「セル」の半導体工場を東芝に売却

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ソニーは、2008年3月末までに東芝にソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンター(長崎県諫早市)の製造設備と、東芝大分工場(大分市)内にソニーが所有する製造設備を売却する、と07年10月18日に発表した。また、両社は半導体製造を強化するために共同出資会社を08年4月に設立する。新会社の出資比率は東芝が60%、ソニーが20%、ソニー・コンピュータエンタテインメントが20%になる。長崎の工場では家庭用ゲーム機「PS3」に搭載する半導体「セル」を作っている。ソニーが半導体工場を売却するのは、「PS3」の不振と、「セル」の用途が「PS3」以外に見出せないため。

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