校長を擁護する声も寄せられたという
横浜市の教育委員会にも、現時点で5件の意見が寄せられた。ただ、同委員会小中学校教育課によると、「表現が不適切で、改めるべき」という声がある一方で、
「そもそもあいさつの問題は、家庭でしつけるべき話。(議会で取り上げられたが)今回の件は『大事件』だとは思わない」
と、校長を擁護する声も寄せられたという。
吉田校長はJ-CASTニュースに対して
「あいさつの大事さを伝えるために、これまでにないユニークな書き方をしたつもりでしたが、品のない言葉遣いで不快な印象を与えてしまいました。申し訳ありませんでした」
とコメント。その一方で、
「逆に『ユーモアがあって良かった』といった声はなかったんですか?」
という記者の問いに対しては、
「ホームページ経由でも、様々な意見を頂いています」
と、批判以外の声があったことを示唆しながらも、その内容や件数については
「今回のことで子どもたちを傷つけてしまったことですし、新聞に出たことで(子どもたちが)動揺しているので…」
と、明らかにしなかった。11月号以降の『学校だより』については、
「もう少し考えて、言葉を選んで文章を書いていきたいと思います」
としている。
一方の、問題提起をした側の仁田市議は、
「子どもに関わることなので、慎重に、丁寧に扱わなければならないと思っています。(議会質問の)経緯などについてのコメントは控えさせていただきたいと思っています」
と話している。