エリカ様には躾が必要 勝谷誠彦「オレが最初にシメる!」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   人気女優エリカ様(沢尻エリカ)に対し、2007年10月1日のテレビ番組で今度はコラムニストの勝谷誠彦さんが「オレが最初にシメるよ。ふざけやがって!!」とキレた。映画の舞台挨拶の態度が悪すぎて「お仕置き」しなければならないというのだ。前日には歌手の和田アキ子さんが「シメるから」と発言した。沢尻さんはテレビ出演するたびに突然ムッとしたり、ガンを飛ばすなど、独特の「女王様キャラ」がネット上でも話題になっていた。

「人間としての礼儀をまず覚えろよ。女優とか言う前に!!」

独特の「女王様キャラ」が話題になっている
独特の「女王様キャラ」が話題になっている

   日本テレビ系情報番組「スッキリ!!」の07年10月1日放送で取り上げた話題は、07年9月29日に行われたエリカ様主演の新作映画「クローズド・ノート」の初日舞台挨拶だった。司会者がエリカ様に対し映画で一番思い入れのあるシーンは何か?と訊くと、

「特にないです」

   司会者が焦って、シーン全部に思い入れがあるということか?と再度訊くと、無視した。撮影中にクッキーを焼いてきた、というほのぼのエピソードが出ると、

「別に!」

   挨拶を除いて口を開いたのはこの2言だけ。最後に、舞台挨拶した出演者全員で映画宣伝用看板を持つのだが、エリカ様だけは出演者の中央で腕組み。ガンを飛ばしているようだ。隣に先輩女優の竹内結子さんが看板を持っていたのにもかかわらず、である。

   「スッキリ!!」のスタジオでは、意見が真っ二つに別れ、論戦が展開された。コメンテーターのテリー伊藤さんは、エリカ様を終始かばい続け、

「僕は普通のステキな女優さんに見えた」「不機嫌、というより不器用」

と話した。エリカ様は作品で勝負するタイプで、外国のスターもこういう人が多く、エリカ様のような女優が日本に現れるのはいいことだという。ビール瓶をラッパ飲みして現れた石原裕次郎を彷彿させ、スーパースターが出てくるときにはこういった逸話が出てくるのだそうだ。

   それに対して勝谷さんは、エリカ様はライバルと差別化を図るため『女王様の演技』を誰かから振り付けされている、と見る。「演技」をしているうちに引っ込みが付かなくなり暴走中だ、とも分析した。するとテリーさんが、

「演技じゃないですよ。感性ですよ」

と反論。すると、勝谷さんは一気にキレた。

「感性?もしホンネでこんなヤツだったら、もう扱う必要ないよ。こんヤツ!。失礼な!。あれと同じよ、リング上のカメ(ボクシングの亀田兄弟)と同じ。人間としての礼儀をまず覚えろよ。女優とか言う前に!!」

テリー伊藤、ネットでバッシングされる

   そして、勝谷さんは彼女は子供だ、と返すと、テリーさんが、

「子供だったら怒る必要ないじゃないの?」

と言ったものだから、勝谷さんのキレ度はピークに達する。

「子供だから躾けなきゃ!。ココに来い!話しに。オレが最初にシメるよ!先に!!ふざけやがって!!!」

   「最初にシメる」というのは、07年9月30日放送のTBS系バラエティー「アッコにおまかせ!」で、和田アキ子さんが今回の舞台挨拶の様子を番組内で知って、主演女優なのに初日舞台挨拶での態度は芸能人としてあってはならないことだ、とし、

   「威張ってるってこと?そういうことなら今度シメる」

という発言を受けたものだ。

   「ニコニコ動画」には今回の「スッキリ!!」の動画が投稿されていて、コメントが6,400以上もカキコまれている。それを読むと、「テリーが嫌いになりました」「テリー本気か?」といったテリーさんへのバッシングが目立つ。エリカ様を擁護するコメントはなかなか見つからなかった。

   もちろんエリカ様は女優だから、新作映画の話題づくりのために仕掛けたということも考えられるのだが、エリカ様の所属事務所のスターダストプロモーションは「演技」であることを否定している。同社担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、今回の舞台であのような態度になったのは、

「映画のPRのために全国を飛び回り、100本以上の取材を受けてきた疲れもあり、無事に映画の公開日を迎えたことに安心し、緊張の糸が切れたためだと思います」

ということなのだそうだ。

姉妹サイト