「雑誌の見出しにもなっていたし、何人からも聞いた」
さらに、「アベしちゃう」を「流行語」として紹介した石原壮一郎さんのブログのコメント欄にも「石原さん、今回ちょっとアサヒりすぎましたね」といった批判や罵詈雑言が大量に書き込まれ、その数は07年9月26日夕方時点でコメントの上限である500にまで達する「炎上」状態にまで発展した。
では、「アベする」はその時点で、はやっていなかったのか?
石原さんはJ-CASTニュースに対し、「アベする」という言葉を「流行語」と紹介したことについて、
「(「アベする」を聞いたのが)朝日新聞社内というこということではない。何だったのかは覚えていないが雑誌の見出しにもなっていたし、何人からも聞いた」
と述べている。また、自身のブログが「炎上」していることについては、次のように述べている。
「たくさんのエネルギーを使っていただいて」
「私が何かを言ったところで、書き込んでいる人には届かないと思うので、何も言うつもりはありません」
「アベする」という言葉をインターネットで検索しても、9月25日の朝日新聞以前に書かれたものは極めて少ない。Q&Aサイトで「流行語大賞候補」に「アベする」を挙げる書き込みがあり、さらに大阪本社版と思われる9月19日朝日新聞の「かたえくぼ」で「アベする」が紹介されている。「アベする」がまったく存在していなかったということでもなさそうなのだが・・・