じわりモノの値段上昇 この局面で強い株は何?

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期待は「資源・エネルギー」や「海運業」

   J-CASTニュースは坪井氏に、モノの値段が上昇傾向にある時機に注目されるセクターを聞いた。「原油価格、金価格、CRB指数(国際商品先物指数のこと、インフレの先行指数として注目されている)、海運市況などの上昇には、新興国の旺盛な需要という構造的な要因が背景にあります」とし、資源・エネルギー、金、非鉄金属、海運業をあげた。

   ちなみに、9月25日現在の商船三井の株価は1842円で前日比81円高。川崎汽船は1716円で同81円高。日本郵船は1116円、同25円高だった。いずれも、8月17日の米サブプライム・ショックによる大幅な下落以降は、なだらかな右肩上がりで推移している。商船三井と川崎汽船は、荷動きが好調な欧州へのコンテナ船運賃を、今年4月に次いで2度目になる値上げを10月から実施する方針。荷主との交渉も強気で臨んでいる。

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