「麻生銘柄」上昇も一瞬だった
9月12日の東京株式市場は、アニメ-ションやゲームソフトの制作会社、マンガ本の出版社などの銘柄が急上昇。マンガ好きの麻生首相誕生の「前祝」とばかりに、気の早い歓迎ムードがそうさせた。しかし、翌13日はその反動から、東京証券取引所第1部のテクモ、ジャスダックに上場する東映アニメーションやティー・ワイ・オー、日本一ソフトウェアなどの一部を除き軒並み下落。「ローゼン閣下」の神通力も短命だった。
12日にストップ高だったアニメ制作プロダクションのアイジー(ジャスダック)やマンガ古書販売のまんだらけ(東証マザーズ)、マニア向けカードゲームのブロッコリー、オンラインゲームの大手・ガンホーオンライエンターテイメント(ヘラクレス)などの「麻生銘柄」も13日には軒並み下落した。
麻生氏の劣勢が伝えられた14日もアニメ関連株はさえない動きになっている。