総理候補は世襲議員ばかり これでいいのか日本の政治

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「たたき上げ」に近そうなのは、小池、武部、山崎氏くらい

   競馬といえば、血統が重要視されるが、「寸評」の中にも

「北のサラブレッド」(中川昭一氏)
「育ちは良いが口は悪い良血馬」(麻生太郎氏)

といった血統を意識するコメントがみられた。

   だが、実は2議員のみならず、14人のうちの過半数が「世襲議員」なのだ。4世議員の鳩山邦夫法相をはじめ、3世議員は船田元議員など3人、2世議員は高村正彦防衛相など5人いる。残る「1世議員」5人についても、例えば与謝野馨官房長官は、祖父母は歌人で父は外交官と、かなりの血統の良さだ。「たたき上げ」に近そうなのは、小池氏、武部氏、山崎氏ぐらいだろうか。

   ちなみに同記事の予想によると、

「本命は超良血・麻生氏」

なのだそうだ。

   一方、「東京スポーツ」では、角度を変えて、「誰がやる? 辞任安倍の尻ぬぐい」と題して、新橋、名古屋、大阪、岡山など全国各地で街頭アンケートを行い、次期首相は誰がふさわしいかを聞いている。それによると、トップはダントツで麻生氏(28%)。小泉氏(15%)、小沢一郎民主党代表(9%)、福田氏(5%)などが続いている。

   政権交代への期待感からなのか、野党である民主党からは、小沢代表以外にも岡田克也元代表が3%の支持を得ており、町村氏と並んで7位にランクインしている。

   ちなみに、小沢氏も2世議員で、岡田元代表の父は岡田卓也・イオングループ名誉会長と、いずれも血統の良さが目立っている。

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