姫井議員巧妙に反撃 不倫疑惑「反論せず」作戦

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「女性議員の不倫ということで、過剰に騒がれることに偏見を感じます」

   また、AERA(9月17日号)でもインタビューに答えている。「気になったのは、スキャンダルの仕立て方です」「ただ女性議員の不倫ということで、過剰に騒がれることに偏見を感じます」と、「不倫」の有無は明らかにせず話している。「そんな偏見への対処法は、突っぱねることでも怒ることでもない。やんわり払いのけるしかないのです」と、一連の「反論せず作戦」の「狙い」も解説している。

   インタビューする記者も、姫井議員について「満面の笑みをたたえ、きわどい質問は巧妙にかわす」と印象を書いている。説明しない理由は「政治と関係ない話をマスコミがいつまで取り上げるか見極めがつかなかったから」「反論すれば相手が逆上する可能性もあった」とした。

   「不倫は事実ではないが、無視するのが得策」と割り切っているようにも、不倫の有無の論点をずらそうとしているようにも読める。

   AERAのインタビューでは、「前向き」の姿勢をアピールしたかったようで、「お騒がせしてすみません。ご心配なく。私は落ち込んでいません。姫井は元気です」と、近く支持者へ文書で知らせる考えも示した。「私にとって、こんなスキャンダルは何ともないんです」。インタビュー終了後は、岡山出身の女性記者に対し「元気な女性を探しているの。(略)ぶれずに私についてきてくれたら、絶対に当選させてあげる」と「リクルート」をする一幕もあった。

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