懲戒処分職員が「A評価」 底なし社保庁の「常識はずれ」

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「書き込みする時間があるなら職務に励んでほしい」

   さらに、厚生労働省の職員が、年金問題を追及してきた民主党・長妻昭議員を中傷するような書き込みをインターネット上でしていたことも発覚。自由に編集できるインターネット上の百科事典「ウィキペディア」の「長妻昭」の項目について、職場のパソコンを使って、

「長妻は質問主意書に対する回答をもとに週刊誌のインタビューに応じたり、記事を売り込んだりしていると指摘し、また年金等の問題点を指摘する書物のソースは質問主意書に対する回答であることもあり、行政官を酷使して自らの金稼ぎにつなげているとの指摘もある」

   などと「恨み節」とも「中傷」とも受け取れる内容を06年4月の段階で書き込んでいた。これについて厚労省は、「日時、ログ、IPアドレスが分かっており、現在調査している段階」「処分については決まってない段階」としており、他の108件におよぶ書き込みについても調査を進めているとしている。

   さらに、長妻議員に関する書き込みについて厚労省としての見解を聞いてみると「大臣がテレビで述べていた通りです」との答えが返ってきた。ちなみに、舛添要一厚労相はテレビ朝日のぶら下がり取材に対し、

「バカなことしてないで書き込みする時間があるなら職務に励んでほしい」

   と憤慨しながら述べていた。

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