分科会で内定した段階のものをどこかで手に入れた?
「選択」の記事でも、わざわざ
「地方紙がスクープ受賞するのは珍しい」と書いてある。
写真・映像部門についても、「長崎市長銃撃事件」の写真は、受賞した毎日新聞以外にも、西日本新聞、読売新聞の計3社が応募していた。そんな状況でも、「選択」の記事では、
「毎日新聞長崎支局の記者が撮影した『長崎市長狙撃』の写真が選ばれた」
と、毎日新聞が受賞したことが明記されていた。
日本新聞協会によると、同賞の審査は「(部門ごとの)分科会→選考委員会」という流れで行われ、理事会で正式決定される。今回の「選択」の「予言記事」が掲載された経緯について聞いてみると、
「『選択』の記事については把握していませんが、分科会で内定した段階のものを、『選択』側がどこかで手に入れたとしか思えませんね…」
との答えが返ってきた。