相手は金メダリスト「吉田秀彦」? 「ヌルヌル秋山」謝罪文で復帰懇願

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   全身にクリームを塗り格闘技の試合に出たため無期限出場停止処分になっている「ヌルヌル秋山」こと秋山成勲選手の復帰が、2007年9月17日に決まりかけている。同日の大会「HERO'S」を主催するFEGの谷川貞治代表は「一刻も早く試合に出したい」とコメントし、秋山選手の謝罪文を公開した。しかも、秋山選手の対戦相手と噂される1人が、バルセロナオリンピック柔道金メダリストの吉田秀彦選手だというのだ。

「HERO'Sの舞台で新たに出発するチャンスを頂きたい」

ウェブサイトに秋山選手の謝罪文が公開された
ウェブサイトに秋山選手の謝罪文が公開された

   秋山選手の復帰に向けて、バタバタと動いている。07年9月3日に格闘技イベントの「K-1」や「HERO'S」を主催するFEGの谷川代表が記者会見し、秋山選手自筆の謝罪文を公表。「HERO'Sの舞台でお詫びと反省を表し、そして新たに出発するチャンスを頂きたい」などの文章を読み上げた。

   谷川代表は記者に対し、復帰させるかどうかは「微妙」としながら、「私個人としては一刻も早く出したいという気持ちです」「できる限りチャンスを与えたい」などと語った。

   謝罪文と記者会見の模様は07年9月4日に「HERO'S」の公式ホームページに掲載された。07年9月4日付けの「日刊スポーツ」は、「スポンサー、テレビ局、実行委員など主催者サイドに、明確に復帰に反対する声はない」などと書いている。

   「ヌルヌル事件」が起きたのは06年大晦日「K-1 Dynamite!!」での桜庭戦だが、8ヶ月以上経った今頃、なぜ謝罪文なのか。FEGはJ-CASTニュースの取材に対し、谷川代表に謝罪文が届いたのは1週間ほど前だったと打ち明ける。そして、きっかけになったのは、07年7月20日に公表した「目安箱」の結果なのではないか、という。

   これは、07年7月16日に行われた「HERO'S」の会場に、「9・17HERO'Sで秋山成勲を復帰させるべきか?」などのアンケートを実施。結果は「復帰させるべき」が353票で、「まだ復帰させるべきではない」の273票を上回った。「HERO'S」は年4回開催されるが、07年は9月が最終。秋山選手は再度謝罪することによって出場の許しを得ようとしたと考えられる。謝罪文には「出場できるか否かの決定や選択は、主催者様始め、ファンの皆様の判断によるものです」という一文があり、FEGはこれを公表することで、格闘技ファンの反応を見たかったようだ。

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