日本経団連は、2007年3月の大学卒事務系の初任給の前年度上昇額が10年ぶりに1000円を超え、1354円になったと07年9月3日に発表した。初任給水準では、大学院修了事務系は前年比0.56%増の22万3131円、大学卒事務系は同0.66％増の20万5074円、高卒事務系は同0.60%増の16万1273円、高卒現業系は同0.61%増の16万2753円。産業別でみた初任給では、大卒事務系で最高が「石油・石炭製品」の24万6000円、次いで「新聞・出版・印刷」の22万3512円、「紙・パルプ」の21万2260円。最低は「金融・保険業」で18万7018円。「電気・ガス業」の20万101円、金属工業の20万3188円と続く。