米国よりも日本のSUV車はまだクリーン
将来、大統領になるかもしれない同氏のこうした発言について、日本の自動車業界はどう受け止めているのだろうか。日本自動車工業会はJ-CASTニュースの取材に対し、
「日本の場合、燃費の改善や排ガスの改善が進んでおり、『SUVイコール環境に良くない』とは一概に言えない。確かにコンパクトカーなどの乗用車にくらべればそういったところもあるかもしれないが、あくまで比較の問題。環境対策については格段に良くなってきている」
と述べる。仮に米国が排ガス規制に乗り出す場合の日本企業の影響については、「どこの国も排ガスの規制はあるし、それをクリアしなければ売れないようになっている」として輸出などの影響はそれほど考えられないとしているが、
「日本車は燃費や排ガスを順々に改善してきた。それからさらに同じ割合で規制となると困る。今まで努力してきた分を考慮したうえで、規制値を考えてもらいたい」
といっている。もっとも、米国では排気量6,000cc以上クラスのSUV車も多く、日本のSUV車に比べると排気量だけでも相当の差がある。「日本のSUV車は環境の面で少なくとも負けてはいない」と同会が指摘するように、米国よりも日本のSUV車はまだクリーンな方だ。
エドワーズ発言にはとっておきの「オチ」もある。
SUV車に乗るのをやめる「犠牲」を呼びかけたエドワーズ氏だが、実は同氏もSUV車を所有しているのである。2007年8月30日のFOXニュースによれば、エドワーズ氏は「ハイブリッド フォードEscape」、「2004クライスラー Pacifica midsize」の2台を所有しているようだ。同氏側はハイブリッドではない「2004クライスラー Pacifica midsize」については「今は昔ほど乗ってない」と主張しているらしいが・・・。