キャンキャンの表紙外れ エビちゃんに「ブーム限界説」

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   「トップモデル」の代名詞として知られてきた「エビちゃん」こと蛯原友里さん(27)だが、その座が危ういのではないか、という声がささやかれている。ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」の表紙から姿を消したほか、テレビへの露出も減少気味だというのだ。ブロガーに取り上げられる件数も漸減傾向だ。その一方で、これまで多数のCMで蛯原さんと共演してきた押切もえさん(27)は、新たな分野を開拓、ブロガーの注目度も蛯原さんに迫っている。

現役引退のうわさまで出る

押切もえは「転身」に成功
押切もえは「転身」に成功

   発端は、これまで表紙を飾ってきたファッション誌「CanCam」9月号の表紙が蛯原さんではなく、後輩モデルの西山茉希さんに取って代わられたことだ。これは業界でも衝撃を持って受け止められ、夕刊紙や週刊誌に「エビちゃんブームもここまでか」「エビちゃん賞味期限切れ」なとど書き立てられた。

   報道を総合すると、この「交代劇」の理由は、蛯原さんの年齢と同誌のターゲットとの乖離のようだ。蛯原さんが27歳なのに対して、同誌のターゲットは20代前半。「そろそろ若返りを」ということで、21歳の西山さんが表紙に採用された模様だ。

   「週刊現代」8月18・25日号では、蛯原さんがCMに出演した商品がよく売れる「エビ売れ」は、蛯原さんが「CanCam」の表紙を飾ることによる相乗効果があってこそ、と主張。芝居が下手で声質も良くない、と決めつけ、テレビも難しいとも指摘。「ファッションデザイナーに転身し、現役を引退するのではないか」との憶測まで披露している(所属事務所はこれを完全否定)。

   方針転換の見通しが立たない「手詰まり感」が伝わってくるが、これと対照的なのが押切もえさん。

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