「対応等についてお話しすることはできません」
ミクシィはこのところ、トラブルが絶えない。07年6月28日には、ミクシィに不正アクセスし、向精神薬「リタリン」を違法に販売したとして、不正アクセス禁止法違反、電磁的記録不正作出・供用罪、薬事法違反、麻薬取締法違反の容疑で逮捕者が出た。また、「ミクシィで儲ける」などといったノウハウ本もアングラで多数出ていて、一儲けしようという会員が闊歩している。
ミクシィ内のカキコミにも、「宣伝目的のアクセスが非常に多い。知り合い以外の足跡は半分以上は『在宅ワーク』紹介のもの」「記載されているURLをクリックすると出会い系サイトに誘導される事がある」だから、「会員の審査を厳しくして再構築する時期」という声が出ている。
今回の17歳の女子高生、ミクシィ入会は18歳以上なので、ミクシィでも「違反」だ。
ミクシィは今回の売春事件をどう考えているのだろうか。J-CASTニュースが取材すると、同社広報は、17歳という規約違反の会員がいたことに対しては、
「(女子高生が)会員になろうとプロフィールを入力した際、(ミクシィ側が)把握できかねたかと思います」
と答えたが、今後、売春事件などが起きないようにするための対策やなどについては、
「個別な案件のため、対応等についてお話しすることはできません」
と繰り返すだけだった。