発電所の複数の建物はひび割れた!
どうやら、イタリアでは「キャンセルせざるを得なかった」という見方が強いようなのだ。ある在伊邦人は「2日間ぐらいは地震のニュースが立て続けに放送され、イタリア人の友人からの電話がひっきりなしにかかってきた」とJ-CASTニュースに対し語っている。実際、イタリアの大手紙にも「日本、放射能漏れの警戒広まる」と題された、あたかも日本中に放射能が飛散する危険があるかのような報道が地震発生の数日後になされた。
地震とそれによる「放射能漏れ」を「センセーショナル」に伝える報道はヨーロッパを駆け巡っている模様で、フランスの大手メディアでも日本では聞いたことも無い「トンデモ情報」が報じられている。
「地震が起こった月曜日の10時13分、発電所が揺さぶられた。発電所の複数の建物はひび割れた」(リベラシオン、7月21日)
「発電所は稼動を止められ、潜在的に放射能を含んでいる可能性のある衣服やグローブの数々が地面に置かれているのが発見された」(TV5、7月20日)