5点満点で赤城1点、安倍と塩崎1.5点、麻生2点
ベスト10のうち、自民党議員が7人なのに対して、民主党はわずか2人だ。これをみると、他サイト同様に自民党関係者が注目を集めていることがわかるが、同サイトでは、違う切り口での見方も提供している。投稿の際に、5点満点で政治家の評価を付けることができるのだ。それによると、自民党勢は赤城農相が1点、安倍首相と塩崎長官が1.5点、麻生外相が2点と、惨憺たる状況だ。小沢代表は対照的に4点と、かなりの高評価だ。 ちなみに6位には被災地の視察のことをブログで「珍道中」と書いて「炎上」した末松義規衆院議員(民主)がランクインしており(33件)、評価は1.5だ。
もはや、ネット利用者の目からすると「ヒールだらけの自民党と役者不足の民主党」ともいえそうな状況だ。ネットレイティングスの調べによると、ネット利用者の約35%が20~30代 (06年3月時点)。この世代の投票行動の影響力は小さくなさそうだ。
実際の投票行動はどうなるのだろうか。朝日新聞社が20~30代を対象にして行ったインターネット調査によると、第1回調査(5月11日~14日)では25%が「比例では自民に投票」と回答したのに対して「民主」と回答したのは26%と、互角だった。それが第11回調査(7月19日~23日)になると「自民17%、民主39%」と、大差が開いている。
今のところ、自民党敗北の流れは変わらないようだ。