自民議員への「襲撃」相次ぐ 悪感情というより「敵意」爆発

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世論調査はすべて自民大敗の予測

   こんな「不満」の爆発とともに、自民党の支持率も低迷の一途をたどり、各社の世論調査で「過半数割れ」が現実味を帯びてきた。橋本首相が退陣した98年参院選「あのときより酷い」可能性もある。

   2007年7月19~21日に行われた共同通信の全国電話世論調査では、比例代表の投票先を「民主党」と回答した人は31.7%(04年調査では28.7%)で、「自民党」と答えた人は23.7%(同26.2%)で、共同通信は「民主党『1人勝ち』の様相」と報じている。朝日新聞社が7月21日、22日に行った世論調査でも、比例代表の投票先を「民主」とした人は32%、「自民」としたのは20%でここでも、自民の不振が目立つ。

   さらに、共同通信と加盟新聞社で7月19日~21日に行った獲得議席数の調査について、中日新聞は与党が過半数である122議席を割り込む公算が大きくなっているとしたほか、産経新聞FNN(フジニュースネットワーク)が同19~21日に行った世論調査でも、自民党の獲得議席が「橋本龍太郎首相が退陣した平成10年の44議席前後にとどまる可能性が強い」との結果が出ており、「与党の過半数割れが濃厚」(産経新聞)のようだ。さらに07年7月22日の時事通信も「自民党は1人区、比例代表ともに振るわず、40議席に届かない可能性もある」として、与党が過半数を維持するのは「厳しい情勢」と報じている。

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