ゆうこりんも「行った」 世論調査「投票行く」が8割

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   投開票まであと10日あまりとなった第21回参議院議員選挙だが、各世論調査では「投票に行く」との声が8割を超え、高投票率が予測されている。各地の選管は、これまで投票率が低かった若年層をターゲットに投票を呼びかけている。そんな中、ある若手芸能人も、早速、期日前投票を済ませたことを明らかにした。

お笑いタレントの「ガンダムCM」で呼びかけ

山形県選管のCMにも、多くのコメントが付いている
山形県選管のCMにも、多くのコメントが付いている

   時事通信が2007年7月6日から9日にかけて行った世論調査によると、投票に「必ず行く」または「できるだけ行く」と答えたのは、合計で85.3%。一方、ヤフーが6月22日から7月11日にかけてネット上で行ったアンケートでも、「行く」との答えが8割を占めた。

   そんな中、比較的投票率が低いと言われる若年層をターゲットに、奇抜なCMを流す地域もある。山形県選挙管理委員会は、機動戦士ガンダムの主人公、アムロ・レイの物まねで知られるお笑いタレントの若井おさむさんを起用し、話題を集めている。CMでは、若井さんが地球連邦軍の制服姿で、山形駅前や温泉をバックに

「主人公は君たちなんだ。めんどくさいとか無関心だなんて言ってられない!選挙、行きまーす!!」

などと、微妙に「脱力系」な呼びかけをしている。このCM、誰かの手によって早速「ニコニコ動画」にもアップロードされ、大量にコメントが付いている。罵詈雑言が飛び交うこと多い同サイトだが、今回は「頑張れ若井」「山形いいな」などと、肯定的な声も少なくない。

   選管では、

「20代~40代前半の投票率が比較的低いので、力を入れてアピールしたいと思っていたんです。今回持ち込まれた企画では、今回のターゲット層とほぼ同じ、ガンダムを知っている世代にアピールすることができたのではないかと思います。反響は多く、『何だこれは??』という声がある一方で『インパクトがあって良い』『投票に行く気になった』と言った声もあります」

と話している。公示が行われた7月12日から投開票日の7月29日まで、県内の民放でテレビでは400回、ラジオでは110回放送される。

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