ゆうこりんも「推奨」  「一人カラオケ」がブーム

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   最近、ひとりでカラオケに行って楽しんでいる人が多いという。「歌えば、ストレス発散」はわかる。それでも、なにもひとりで行くことはないと思うのだが、「思い立ったら吉日」とばかりに、カラオケ店に駆け込む。そして、ひとりで思いっきり歌う。そんな人が増えている。

   2007年7月10日付の毎日新聞は「1人カラオケ ストレス解消に練習に、 『ヒトカラ』増える」の見出しで、ひとりでカラオケを楽しむスタイルを特集した。個人のブログをみても、ここ最近「ヒトカラ」の記述はたしかに増えている。

「ヒトカラ」間違いなく増えている!

「歌広場」では「ヒトカラ」利用が増えているそうだ
「歌広場」では「ヒトカラ」利用が増えているそうだ

   本当のところはどうなのか。カラオケ店「歌広場」を首都圏の70カ店で展開しているクリアックス営業部の渡邉英恵さんは「延べ月間約6万5000人のお客様が『ヒトカラ』を楽しんでいます。1年前に比べて約1万2000人の増加です」と、間違いなく「ヒトカラ」の利用は増えていて、ちょっとしたブームになりつつある。

   週5日続けて1時間だけ歌って帰る人や、月に1度フリータイムを使って5時間たっぷり歌って帰る人。また、覚えたい新曲やレベルアップしたいむずかしい曲を練習しに来る人、バンドのボーカルが練習用に利用したりするケースと、「ヒトカラ」利用者はさまざまだが、「ひとりなので、自分の好きな歌を、好きなだけ歌えるので気持ちいいです」(渡邉さん)という。

   同社では、「ヒトカラ」利用者を増やそうと、「歌広場モバイル会員」に登録した人には「ヒトカラ様20%OFF!!」のクーポン券の特典が付いている。
   ちなみに、「ヒトカラ初心者は、平日昼間がおすすめです!!」(渡邉さん)という。

ベッキーもよく行ってるみたい

   「行っちゃいました。 ひとりカラオケ。気分爽快ですね」。ブログでも、こんな記述が増えている。
   ある主婦のブログには、

「家族が寝静まった夜中の12時過ぎにこっそりと~~結局朝4時まで歌いまくりでした。歌詞を間違えようが、ハズレようが、ひとりだからヘーチャラですもの。はぁぁぁ~~~すっきりした」

   また、あるOL日記には

「受付の女性に、『何名様ですか~~』と聞かれて、『えーーっと、あとから1人か2人くるかも~~~』と、しどろもどろになってしまったことが情けなかったりしたけれど、ひとりカラオケ・・・なんて爽快なんだ~っ。」

と、満足したようすが伝わる。
   歌うことがストレス解消になるのだろうが、誰にも気兼ねせず、思いっきり歌えることでさらに気持ちが昂揚するもよう。
   「ゆうこりん」こと小倉優子さんは、「仕事の空き時間に、ちょっと1曲」といった感じで「ヒトカラ」を楽しんでいるようだし、バラエティー番組を中心に活躍する人気タレントのベッキーさんも、歌いたいと思ったらひとりでもカラオケ店に行ってしまうことが、ブログで取り上げられている。

   もっとも、全国に「ビッグエコー」を展開する第一興商の店舗事業部は、「お客様は社会人の方が多いので、(ヒトカラの顧客が)ものすごく増えているというわけではないようです。当店は店のつくりも5~7人で楽しめるスペースが中心で、駅前立地の店はパーティー用もありますから」と話す。

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