世界的な「カネ余り」現象で貴金属にも投機資金流入
一方、プラチナは新たな投資対象としても注目されている。ゴールドと比べて市場規模はまだ小さいが、そのせいもあって世界経済や社会情勢の動向で価格が大きく変化することがある。世界的な「カネ余り」現象で、株式や債券、不動産、そして貴金属に多くの投機資金が流入している現在、プラチナは「上げ相場」ではあるが、資金が入りすぎれば、「下げ圧力」に変わる。
J-CASTニュースは、田中貴金属に「プラチナは当面高騰が続くのか」と聞いた。
すると、「相場は底堅い動きをしているのは確かです。自動車の触媒需要と投機資金の動きの2つを、注意深く見ていくことです」と答えた。