騒動から半年以上経ってもバッシング
FEGが復帰に慎重になる理由は、「ヌルヌル事件」が起きて半年以上経った現在でも秋山選手へのバッシングは続いていて、さらに、J-CASTニュースが「『ヌルヌル』」秋山騒動収束せず『追及』サイト登場、スポンサー撤退」(07年2月17日付け)などで報じたように、この事件をきっかけにスポンサーを降りる企業が出ている。安易に復帰させればバッシングが再燃し、スポンサー離れがまた起きかねない。
つまり、暫くは様子見を続けたいということなのだろう。ただし、一方の主催者のTBSは今でも無期限出場停止処分となった秋山選手の写真をホームページに掲載。前田スーパーバイザーはTBS寄りとも言われている。実際のところ、この両社は秋山選手の復帰についてどう考えているのか。 FEG にコメントを求めたところ、
「担当者は韓国に出かけていて不在です」
と答えた。TBSに話を聞こうとしたら同社広報は、
「(秋山選手について)把握していないし、J-CASTさんには一切お答えしないことになっています」
と、珍しく「把握していない」というコメントを、もらうことができた。